任天堂 上半期決算 最終的な利益 過去最高を更新

任天堂が発表した今年度(2023年度)上半期の決算は、ゲームソフトの販売が好調だったことなどから、最終的な利益が過去最高を更新しました。

任天堂が発表したことし4月から9月までの半年間のグループ全体の決算は、▼売り上げが前の年の同じ時期より21.2%増え、7962億円、▼最終的な利益は17.7%増えて2712億円となり、この時期として過去最高を更新しました。
これは、▼ことし5月に発売したゲームソフトの販売が好調だったことに加えて、▼ことし4月に公開した人気キャラクター、「マリオ」の映画が世界的にヒットしたことなどが主な要因です。
さらに、主力のゲーム機、「ニンテンドースイッチ」の単価が高いモデルの売れ行きが好調で、販売台数が前の年の同じ時期より2.4%多い684万台となり、利益を押し上げました。
こうした状況を踏まえ、会社は、ことし5月に発表した今年度1年間の最終的な利益の見通しについて、これまでの3400億円から4200億円に上方修正しました。