大阪 浪速区と西成区で靴や革製品の魅力を知ってもらう催し

かつて大阪市内で盛んに製造されていた靴や革製品の魅力を知ってもらおうという催しが、4日から浪速区と西成区で開かれています。

この催しは大阪市内の靴メーカーなどが開いているもので、浪速区と西成区の3つの会場で地元メーカーの靴や革製品の展示・販売や、皮革を使ったものづくり体験が行われています。
このうち西成区の商店街に設けられた会場では地元メーカーの製品が3割から7割ほどの割引価格で販売され、商店街を行き交う人が足を止めて買い求めていました。
会場では部活動で靴作りをしている地元の高校生たちが無料で靴磨きを行い、持ち込まれた革靴をブラシで一足ずつ丁寧に磨いていました。
また、浪速区の会場では参加者が革靴やサンダルを作るワークショップが開かれ、訪れた子どもたちがサンダルのベルト部分に絵の具で色を塗ってオリジナルのサンダルをつくっていました。
実行委員長の大山一哲さんは「地元の人にもほかの地域の人にも是非来てもらって皮革産業の町である西成や浪速にどっぷりつかって楽しんでもらいたい」と話していました。
この催しは5日まで開かれています。