京セラと村田製作所 上半期決算 ともに減収減益

京都に本社がある電子部品大手の「京セラ」と「村田製作所」は、今年度上半期の決算を発表し、半導体関連の部品の販売が落ち込んだことなどから、ともに減収減益となりました。

京セラが発表したことし4月から9月までの半年間の決算では、▼売り上げが前の年の同じ時期より2.7%減って9852億円、▼最終的な利益が25.3%減って564億円となり、減収減益となりました。
中国などでスマートフォンの生産が減り、関連する半導体関連の部品の販売が伸び悩んだことなどが要因です。
あわせて今年度1年間の業績予想も下方修正し、最終的な利益が当初の予想より220億円減少し、1230億円になる見込みだとしています。
京セラの谷本秀夫 社長は大阪市内で開いた決算会見で、「中国からの受注は緩やかに回復しつつあり、半導体関連の市場は底は打ったと思っている。ただ、回復に力強さはまだない」と述べました。
また、村田製作所の9月までの半年間の決算では、▼売り上げは前の年の同じ時期より11.9%減って8103億円、▼最終的な利益は22.6%減って1251億円でした。
こちらもスマートフォン向けの部品の需要が減ったことなどが影響しました。
あわせて1年間の業績予想も修正し、▼売り上げが200億円減少する見込みだとする一方、▼最終的な利益は円安などの影響でこれまでの予想より610億円上振れして2250億円になるとしています。