ハロウィーン当日 警察が警戒へ

ハロウィーン当日の31日、大阪・ミナミの繁華街は仮装した若者などで混雑するおそれがあるとして、警察はおよそ230人の態勢で警戒にあたることにしています。

大阪・ミナミの道頓堀川にかかる戎橋の周辺やアメリカ村では毎年、ハロウィーンの時期になると仮装した若者たちが集まって混雑し、一部の若者などが酒に酔って騒いだり、痴漢や盗撮で検挙されたりしています。
このため警察はハロウィーン当日の31日、夕方から深夜にかけておよそ230人の態勢で警戒にあたることにしています。
このうち戎橋では、川への飛び込みを防ぐため、混雑の状況に応じて両端に設置されているスロープへの立ち入りを規制するとともに、いわゆる「DJポリス」と呼ばれる警察官を配置して歩行者の誘導などを行います。
戎橋の西側にある道頓堀橋には歩行者が立ち止まらないよう、周囲の視界を遮るシートを設置するということです。
また、戎橋やアメリカ村の周辺で混雑が激しくなった場合は、車の通行を規制する措置をとることにしています。
大阪府警は「イベントを楽しむためにもルールやマナーを守り、現場の警察官の指示に従ってほしい」としています。