家康に仕えた武将創建の寺 11月1日から5年ぶり公開 京都

徳川家康に仕えた戦国武将、奥平信昌が創建し、ふだんは立ち入ることができない京都市の久昌院が、11月1日から5年ぶりに特別公開されるのを前に、報道関係者向けの内覧会が開かれました。

京都市東山区にある建仁寺のたっちゅう、久昌院は、徳川家康に仕えた戦国武将、奥平信昌が1608年に創建した寺です。
11月1日から5年ぶりに特別公開されるのを前に、10月30日、報道関係者向けの内覧会が開かれました。
特別公開では、東山連峰を借景に、「心」という漢字をかたどった池を中心に据えた庭園を眺めることができます。
また、奥平信昌が活躍した織田信長と徳川家康の連合軍が武田軍と戦った「長篠合戦図」の障壁画も間近で見ることができます。
久昌院の六鹿文敬 住職は「障壁画や創建当時から変わらない景色を見て、戦国時代に思いをはせてほしいです」と話していました。
今回の特別公開は11月1日から12月3日まで行われます。