大阪府 インフルエンザ「注意報レベル」超え 感染対策徹底を

大阪府は、府内のインフルエンザの患者数が増えて、「注意報レベル」を超えたと発表し、手洗いなどの感染対策の徹底や、インフルエンザワクチンの接種の検討などを呼びかけています。

大阪府によりますと、今月(10月)22日までの1週間に、府内にある305の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は3438人で、前の週の報告と比べて903人多くなりました。
1医療機関あたりでは11.27人で、大阪府は、基準となる10人を上回ったことから、今後、4週間以内にインフルエンザの大きな流行が起きるおそれが高いとされる「注意報レベル」を超えたと発表しました。
吉村知事は、26日の記者会見で、「大阪だけでなく、全国的に起きている現象だ。ふだんであれば、1月、2月や12月の年末にかけてが流行期だが、この時期に流行し、注意報の状況に入った」と述べました。
大阪府は、▼手洗いやうがいなどの感染対策の徹底や、▼インフルエンザワクチンの接種の検討、▼常備薬の確保などを呼びかけています。