大阪府警の警察官 駅員に暴行か 傷害疑いで書類送検と処分へ

大阪府警の25歳の警察官が今月、大阪のJR堺市駅で駅員に暴行を加えてけがをさせていたことが分かりました。
警察は今後、傷害の疑いで書類送検するとともに処分する方針です。

警察によりますと、今月16日の夜、JR阪和線の車内で守口警察署の刑事課に所属する25歳の男性巡査長が乗客の男性とトラブルになりました。
巡査長はJR堺市駅でホームに降り、無線で連絡を受けた30代の駅員が駆けつけましたが、その際、駅員に顔や胸を殴る暴行を加えて軽いけがをさせたということです。
巡査長はこの日、昼から夜にかけて別の署員と3軒の飲食店をはしごし、当時は酒に酔っていたということで、任意の事情聴取に対し「電車に乗ってから記憶がない」と話しているということです。
警察は今後、傷害の疑いで書類送検するとともに処分する方針です。
大阪府警察本部の熱田好司 監察室長は「捜査の結果を踏まえて厳正に対処いたします」とコメントしています。