ボージョレ・ヌーボー 関西空港に到着 11月16日販売解禁

来月(11月)販売が解禁されるフランス産のワインの新酒、「ボージョレ・ヌーボー」を積んだ航空機が19日午前、関西空港に到着しました。
ことしは輸送費が下がったため販売価格は去年より1割から2割程度、安くなる見込みだということです。

ボージョレ・ヌーボーは、フランス・ブルゴーニュ地方のボージョレ地区でその年に収穫されたぶどうでつくったワインの新酒で、ことしは、来月16日に販売が解禁されます。
19日午前9時すぎ、第1弾となるボ−ジョレ・ヌーボーを載せたパリからの航空機が関西空港に到着し、税関の職員がワインのボトルを手に取って検査していました。
輸入元の会社によりますと、ことしは円安の影響があるものの、輸送費が抑えられたことから販売価格は大幅な値上がりとなった去年よりは1割から2割程度、安くなる見通しだということです。
フランスでは、8月後半に40度を超える猛暑に見舞われる日もありましたが、収穫直前に雨が続いたことで、バランスの取れた味わいに仕上がったといいます。
「サントリー ワインカンパニー」の張安※じさんは「いちごやラズベリーをほおばったようなフレッシュな味わいに仕上がりました。皆さんが集まる機会にぜひ飲んでいただきたいです」と話していました。
※じは王へんに「其」。