大阪 梅田 御堂筋の中央分離帯で育ったスイカ 植え替え作業

大阪・梅田の御堂筋の中央分離帯で、スイカが育っているのが見つかり、大阪市は16日、別の場所への植え替えに向けて、作業を行いました。

このスイカは大阪・梅田にある「大阪駅前第3ビル」近くを通る御堂筋の中央分離帯で見つかったものです。
▼たて12センチ、▼横10センチほどのだ円形に育っていますが、車や人の通行量が多く、いたずらや写真を撮ろうとして道路に入り込む人がいると危険なことから、大阪市は16日、スイカの植え替えに向けた作業を行いました。
大阪市によりますと、この場所に生えてきた理由はわからないということで、作業員たちは、丁寧に掘り起こした後、肥料や土などを入れたプランターに移していました。
大阪市建設局野田工営所の川路修祐工営所長は「よくここで、ここまで育ったなという思いです。スイカは一年草で、寒くなると枯れてしまうため期間は限られますが、市民の方にも見守ってもらいたい」と話しています。
大阪市によりますと、スイカは別の場所に植えられる予定ですが、場所はまだ決まっていないということです。

【大阪市長“公開を検討”】
大阪・梅田の御堂筋で育っているのが見つかったスイカについて、大阪市の横山市長は「時期も秋になりどこまで元気でいてくれるかもわからない状態ですが、大阪の『超中心地』で頑張って生えてきたスイカなので、一日だけでも市民のみなさんに見てもらえるように市役所のどこかに置けないか考えたいと思います」と述べました。