大阪知事 空飛ぶクルマ 万博で商用運航目指す考え改めて示す

ドローンなどの技術を応用して人や物を乗せて電動で飛行する「空飛ぶクルマ」について、大阪府の吉村知事は、記者団に対し、再来年の大阪・関西万博での商用運航を目指す考えを改めて示しました。

「空飛ぶクルマ」は、ドローンなどの技術を応用して人や物を乗せて電動で飛行する乗り物で、再来年の大阪・関西万博での商用運航が目標に掲げられています。
大阪府の吉村知事は、13日、記者団に対し、「空飛ぶクルマ」について、「万博会場で飛ばし、商用運航するという目標と予定は変わっていない」と述べ、再来年の大阪・関西万博での商用運航を目指す考えを改めて示しました。
そのうえで「『運賃を払って飛ぶ』ということから始まると思う。事業者も含めて準備を着実に進めているが、いまはないものをつくり出すので、最初から地下鉄のように、すごく飛び交うようなイメージにはならないと思う」と述べました。
そして、吉村知事は、「新しいモビリティーの突破口だと思っている。規制が多い中で、万博で安全対策をとった『空飛ぶクルマ』がまず飛び始め、そして、飛び交う社会になっていくことを目指すべきだ」と述べました。