「柿狩り」シーズン迎え 一足早く園児が楽しむ 神戸

秋の味覚、柿を栽培している神戸市の観光農園では、今シーズンの営業を前に地元の子どもたちが訪れ、一足早く、柿狩りを楽しみました。

神戸市西区にある観光農園では、1.7ヘクタールの農園に5種類の柿の木、あわせておよそ770本が植えられ、これから旬を迎えます。
14日に予定されている今シーズンの営業開始を前に、13日は、地元の幼稚園児5人が招待され、一足早く、柿狩りを楽しみました。
子どもたちは、「伊豆早生(いずわせ)」という小ぶりで甘い品種の中から、だいだい色に色づいた柿を選んで両手で丁寧にもぎ取り、一口サイズに切ってもらったあと、おいしそうにほおばっていました。
5歳の男の子は「大きな柿で甘くておいしいです」と話していました。
農園によりますと、ことしの夏は晴天が続いたことから糖度が高い柿に仕上がったということですが、残暑が続いたため例年より生育が遅れているということです。
「友清柿園」の村上武さんは「夏の暑さの影響はありましたが、ことしもしっかりした柿が育ちました。柿狩りを通して神戸の秋を楽しんでほしいです」と話していました。
この柿園での柿狩りは10月14日から11月中旬までの土日と祝日に楽しめます。