うめきたに建設のタワマン “関西最高額”25億円の部屋も

JR大阪駅の北側に広がる「うめきた」エリアの第2期の再開発として建設が進むタワーマンションの部屋が公開されました。
最上階の部屋の価格は25億円で、販売会社では関西の分譲マンションとしては最高額だとしています。

12日、報道陣に公開されたのは、「大阪最後の1等地」と呼ばれる「うめきた」エリアで建設が進められているタワーマンションのモデルルームです。
マンションは46階建てで、「王宮」をテーマにした豪華なつくりとなっています。
販売価格は1億円程度からで、低層階や中層階にはリビングルームから愛車を眺められる「カーギャラリー」付きの部屋もあるということです。
そして、最上階の部屋はおよそ300平方メートルの2LDKで25億円となり、販売する会社では関西の分譲マンションとしては最高額だとしています。
不動産経済研究所によりますと、関西の分譲マンションのこれまでの最高額は大阪・北区堂島のタワーマンションで、10億8000万円でした。
今回、公開されたマンションは2026年3月に入居が始まる予定で、販売する8社の1つ、積水ハウスの仲井嘉浩 社長は「10年前と比べて大阪のポテンシャルは上がってきたので、十分に魅力を伝えていきたい」と話していました。
「うめきた」エリアの第2期の再開発では、タワーマンションのほか、高級ホテルなどが入る複合ビルや大規模な公園も整備される予定です。