「万博会場まで自転車で」 約600台の駐輪場整備へ

再来年の大阪・関西万博の会場を自転車で訪れる人のために実施主体の博覧会協会はおよそ600台の自転車を収容できる事前予約制の駐輪場を整備する方針を決めました。

これは万博の実施主体の博覧会協会と自治体などでつくる協議会で明らかになりました。
それによりますと自転車や電動キックボードで会場となる夢洲に向かうルートは夢洲の北にある舞洲に常吉大橋で渡ったあと舞洲から夢舞大橋で渡るルートに限定されるということです。
博覧会協会は会場の周辺におよそ600台が収容できる事前予約制の駐輪場を整備するということです。
これ以外の橋やトンネルは自転車での通行が禁止となっているため、会場まで乗り入れることはできず、期間中は地下鉄に自転車を持ち込むことも自粛するよう呼びかけるということです。
博覧会協会の淡中泰雄交通部長は「全体からみると自転車はアクセスの輸送量としては少ないが周辺自治体と協力して機運を盛り上げる手段にしていきたい」と話していました。