大阪市 JR難波駅近くの歩道に放置のプランター103個撤去

JR難波駅近くの歩道に多数のプランターが放置されていることがわかり、大阪市は4日、撤去しました。

撤去が行われたのは、所有者のわからない103個のプランターで、大阪・浪速区のJR難波駅から東に200メートルほどの市道脇の歩道に2か所に分かれて放置されていました。
この場所で工事を始めようとした業者から「持ち主不明のプランターがある」という相談が大阪市に寄せられて発覚したということで、市は撤去するよう勧告文を張り出しましたが放置されたままだったということです。
市によりますと、プランターを誰がいつ置いたかはわからないということですが、プランターの木は最大で3メートルの高さまで成長しており、近所の人によると少なくとも数年前から置かれていたということです。
撤去作業は4日夕方までに終わりプランターは当面、市で保管するということで処分方法などはまだ決めていないということです。
大阪市建設局の山原春彦 係長は「目線が遮られ、出会い頭の事故につながる可能性もあるので撤去することにした。道路上に私物は置かないようにお願いしたい」と話していました。