大阪 枚方市長 選挙後「祝勝会」横断幕の会合参加で陳謝

大阪・枚方市の伏見隆市長が記者会見し、先月(9月)の市長選挙のあと、「祝勝会」と書かれた横断幕が掲げられた会合に参加していたことを明らかにしました。
公職選挙法では、選挙後の祝賀会の開催などを禁止しており、伏見市長は、「選挙対策本部の解散式という認識だったが、多くの方に疑いや不信感を持たれるようなことがあった」と述べ、陳謝しました。

先月の枚方市長選挙で、大阪維新の会から立候補し、3回目の当選を果たした伏見隆市長が2日、記者会見を開きました。
この中で、伏見市長は、選挙後の先月15日に「祝勝会」と書かれた横断幕が掲げられた会合に参加し、あいさつをしていたことを明らかにしました。
伏見市長によりますと、会合は、みずからの選挙対策本部の有志が開いたもので、ほかの参加者と同じように参加費を支払ったということです。
公職選挙法では、選挙後に当選の祝賀会を開催することなどを禁止しています。
伏見市長は、「選挙対策本部の解散式という認識で参加したが、『祝勝会』と表示があったことで、多くの方に疑いや不信感を持たれるようなことがあった。市政への信頼を損なうことにつながるので、重く責任を感じており、深くおわび申し上げる」と陳謝しました。
一方、大阪維新の会の横山幹事長は2日、記者団に対し、伏見市長から状況を聞き取ったうえで、口頭で注意をしたことを明らかにしました。