コツメカワウソが3歳の誕生日でお祝い 神戸の水族館

神戸市の水族館で、カワウソの中で最も小さいとされるコツメカワウソが28日、3歳の誕生日を迎え、お祝いの催しで愛らしい姿を披露しました。

3歳の誕生日を迎えたのは、神戸市中央区にある水族館「アトア」で飼育されているメスのコツメカワウソの「お浜」です。
高知市の桂浜水族館で生まれ、おととし神戸にやってきました。
コツメカワウソはカワウソの中で最も小さい種類とされ、3歳を迎えたお浜の体重はおよそ3キロだということです。
お祝いの催しでは、氷に3匹の魚が添えられた、ケーキに見立てたプレゼントが贈られ、早速、おいしそうに食べていました。
また、廃棄される予定だった消防用のホースを飼育員が編んで作ったいかだも贈られ、お浜は、においを嗅ぐなど興味を示していました。
集まった人たちは歌を歌ったり拍手をしたりして祝いました。
千葉県から来た50代の女性は「お浜ちゃんに会いたくて来ました。とってもかわいかったです。これからもすくすく育ってほしい」と話していました。
飼育員の武沢梨菜さんは「やんちゃでおてんばな女の子で、水族館の人気者です。これからも元気いっぱい過ごしてほしいです」と話していました。