京都 京丹後市 中学校での英会話学習に生成AI導入へ

京都府京丹後市が中学校での英会話学習に10月から生成AIを取り入れることになりました。
市によりますと、公立の中学校でのこうした英会話学習は全国的に珍しいということです。

新たな英会話学習を始めるのは京都府京丹後市で、中学2年生と3年生が対象です。
生徒が英語でタブレット端末に向かって話しかけると、生成AIが内容を認識して音声で返答する仕組みです。
会話を終えた後には発音や会話の進め方などについて、改善点が示されるということです。
また、タブレット端末があれば学校だけでなく自宅でも学習できるということです。
市によりますと、公立の中学校で生成AIを活用した英会話学習は全国的にも珍しいということです。
導入を決めた京丹後市の中山泰市長は、「家庭にも生成AIによるネイティブの先生がいて、発音などの練習ができる環境を生徒は大いに生かしてほしい」と話していました。