維新 藤田幹事長 政治団体への文通費寄付 不記載認め陳謝

日本維新の会の藤田幹事長は、自らが代表を務める政治団体に寄付した、いわゆる文書交通費のうち、60万円分が政治資金収支報告書に記載されていなかったことを明らかにしたうえで、陳謝しました。

「文春オンライン」は今月11日、日本維新の会の藤田幹事長が、国会議員に毎月、支給されている、旧「文書通信交通滞在費」、現在の「調査研究広報滞在費」を自らが代表を務める政治団体に寄付していながら、その一部を政治団体の政治資金収支報告書に記載していなかったとして、政治資金規正法違反の疑いがあると報じました。
これについて、藤田氏は15日の記者会見で、令和2年から2年間に寄付した450万円のうち60万円を収支報告書に記載していなかったと説明し、馬場代表から口頭で注意を受けたことを明らかにしました。
そして「事務的なミスだった。収支報告は1円単位で合わせていくのは常識で、言い訳できず、本日、大阪府選挙管理委員会に訂正を届け出る」と述べ、陳謝しました。