障害に理解を 草津市で子どもたちがリハビリに用いる装置体験

子どもたちが障害のリハビリに用いる装置を体験する催しが、滋賀県草津市で開かれました。

この催しは、リハビリに用いる医療器具などを実際に体験することで、障害への理解を深めてもらおうと滋賀県立障害者福祉センターが毎年開いていて、地元の子どもたちやセンターの利用者などおよそ100人が参加しました。
このうち「スパイダー」という器具は、体を複数のゴムのベルトで支え、トランポリンのように飛び跳ねることで、下半身の筋力を鍛えることができるもので、
子どもたちが実際にベルトを身につけて体を動かしていました。
また、足の代わりに手でペダルをまわすことで、前に進むことができる三輪車なども用意され、子どもたちは、思い思いの方向に進んで楽しんでいました。
県立障害者福祉センターの松田孝治指導員は「こうした機会を通して、障害のあるなしに関わらず、子どもたちが一緒に遊ぶことで、障害への理解を深めていってほしい」と話していました。