関西の新型コロナ患者増加 前週の1.11倍

関西2府4県で9月3日までの1週間に報告された新型コロナの患者数は前の週のおよそ1.11倍となっていて、各府県では感染対策などを呼びかけています。

厚生労働省の発表によりますと9月3日までの1週間に関西2府4県で定点調査の対象となっているおよそ800の医療機関から報告された新型コロナの患者数は1万2085人で1230人増えておよそ1.11倍になりました。
1医療機関あたりの患者数を府県ごとに見ると奈良が19.38人で最も多く、次いで、和歌山が16.96人、京都が16.53人、滋賀が15.33人、大阪が14.35人、兵庫が14.19人となっていて、滋賀県以外では前の週より増えています。
感染者の数はお盆明けから緩やかな増加傾向が続いていて、各府県では感染対策の継続とワクチンの接種を呼びかけています。