大阪・関西万博 パソナグループのパビリオン 地鎮祭

再来年(2025年)開催される大阪・関西万博で、人材サービス大手の「パソナグループ」が設けるパビリオンの地鎮祭が、7日、会場となる夢洲で行われました。

「パソナグループ」のパビリオンは、今月初めに工事が始まり、地鎮祭には、パビリオンの関係者などおよそ30人が出席して工事の安全を祈願しました。
パビリオンの延べ床面積はおよそ2300平方メートル。
「いのち、ありがとう。」をコンセプトに、外観のデザインには生命の象徴としてアンモナイトやDNAをモチーフにしたらせん構造を採用しています。
最新の食や医療などをテーマに、iPS細胞から作った心臓の細胞などを展示することにしていて、技術と医療のシンボルとして手塚治虫さんの漫画の主人公、「鉄腕アトム」と「ブラック・ジャック」がパビリオンの案内役を務めるということです。
会社によりますと、パビリオンは再来年1月の完成を目指していて、来月(10月)以降に展示の詳しい内容を発表するということです。
パソナグループの南部靖之 代表は「万博で発表したことが、50年後100年後に、豊かな社会につながっていると思ってもらえるよう、皆さまと挑戦していきたい」と話していました。
大阪・関西万博の民間のパビリオンは、パソナグループのほか、▼NTTや、▼バンダイナムコホールディングス、それに、▼吉本興業ホールディングスなど13の企業や団体が出展する予定です。