大阪 梅田のデパートで 質流れのブランド品などセール

質屋が買い取ったブランド品のバッグや時計などを販売する催しが、30日から大阪・梅田のデパートで始まり、多くの客でにぎわっています。

阪神梅田本店で始まったセールの会場には、全国各地の質屋が買い取ったブランド品のバッグや時計などおよそ18万点の商品が並べられました。
デパートによりますと、一般の販売価格と比べると3割から5割ほど安いということで、なかでも3万円から6万円台のバッグが山積みされたコーナーには開店と同時に多くの人が集まっていました。
また、会場には、合わせておよそ18カラットのダイヤが連なる3980万円のブレスレットや、およそ250個の真珠を使った150万円のティアラなども並べられ、客の目を引いていました。
デパートによりますと、▼新型コロナの5類への移行を受けて旅行や通勤用のバッグが人気を集めているほか、▼キャッシュレス化によってスマートフォンだけが入るような小型のバッグも人気だということです。
大阪市内の20代の女性は「セールを知って開店前から並んでいました。就職祝いで両親に時計を買ってもらいました」と話していました。
阪神梅田本店の企画・商品担当バイヤーの連藤誠一郎さんは「円安の影響もあって海外ブランド品の販売価格は上がっていますが、今回、集めた商品の半分ほどは価格を据え置いているので、多くの方に来てほしいです」と話していました。
この催しは来月(9月)11日まで行われています。