「eスポーツ」の聖地に 高校生が和歌山で合宿26人参加

対戦型のゲームを競技として行う「eスポーツ」の競技人口が増え続ける中、和歌山市では、競技力向上を目指す高校生たちの合宿が行われています。

この合宿は、▽eスポーツを地域活性化の起爆剤にしたいと考える和歌山県と、▽eスポーツを教育に利用していこうという民間の会社が協力して開いたもので、28日から2泊3日の日程で和歌山市内のリゾートホテルで行われています。
会場には、大阪や兵庫、それに神奈川などから来た初心者から上級者の高校生、26人が集まりました。
合宿では、5人1組がチームとなって敵を倒しながら相手の陣地を奪うゲームを行い、生徒たちが互いに声をかけあったり、講師のアドバイスを受けたりしてプレーしていました。
兵庫から参加した高校2年の山口優心さんは、「eスポーツの経験はなかったが、興味があって参加しました。味方と協力してプレーするのが楽しい」と話していました。
和歌山県デジタル社会推進課の山中崇央班長は「eスポーツは市場がどんどん伸びています。将来的には、和歌山県を全国規模の大会も開けるようなeスポーツの聖地にしたい」と話していました。