お盆の関西空港 国際線の利用 コロナ禍前の7割に

お盆の期間中、関西空港の国際線を利用した人は58万8000人あまりで、台風7号による欠航が相次いだものの、コロナ禍前・2019年の7割程度の水準にまで回復したことがわかりました。

大阪出入国在留管理局関西空港支局によりますと、8月10日から20日までの11日間に関西空港の国際線を利用した人は、日本人が17万4740人、外国人が41万3280人であわせて58万8020人でした。
台風7号の影響で15日は大半の定期便が欠航するなどしましたが、期間を通じて外国人の回復が顕著で、コロナ禍前・2019年のお盆と比べると外国人だけでは9割程度、全体では7割程度の水準にまで戻った形です。
日本人、外国人を問わず関西からの行き先として最も多かったのが▽韓国で全体の30%にあたる8万9030人、次いで▽中国が20%にあたる5万7820人、▽台湾が15%にあたる4万4500人などとなっています。
大阪出入国在留管理局では「春の大型連休と比べても特に中国人観光客が回復している。団体旅行も解禁されたことから中国から来日する人はさらに増加するのではないか」としています。