兵庫 香美町の漁港 台風7号影響の流木など 撤去作業進む

台風7号の影響で、日本海に面した兵庫県香美町の漁港では、流れ着いた大量の木や枝などの撤去作業が行われていますが、漁に出られない状況が続いています。

台風7号の影響で、兵庫県北部の日本海沿岸では、木や枝などが流れ着きました。
香美町香住区の香住漁港下浜地区では、大量の流木などがたまり、漁船が漁に出られない状況が続いています。
県の委託を受けた業者が、21日から重機を使って流木などを引きあげる作業を進めていますが、県によりますと、撤去が終わるまで1週間ほどかかるということです。
この漁港を拠点にサザエ漁などを行う福島清松さんによりますと、夏の漁は今月(8月)末まで続く予定でしたが、船を出すことができないということです。
福島さんは、「夏の台風は経験が少なく、こんなに多くの流木が流れ着いたのは初めてです。撤去作業を進めてもらい、1日も早く漁に出たい」と話していました。