和歌山 海南 防災機能備えた道の駅9月オープン お披露目会

和歌山県海南市に来月(9月)オープンする道の駅のお披露目会が開かれ、災害時には避難所となる道の駅の防災機能などを地元の親子連れが見学しました。

「海南サクアス」と名付けられたこの道の駅は、海南市や国がおよそ24億7000万円を投じて整備し、来月2日にオープンします。
18日は、そのお披露目会が開かれ、地元の親子連れなど90人余りが参加しました。
このなかで、海南市の神出政巳 市長は、「地域の皆さんに安心と安全を届けていくとともに、地域の物産品のPRにもつなげたい」とあいさつしました。
この道の駅は、観光施設として、地元の海産物や農産物を販売するだけでなく災害時には、緊急の避難所として活用される予定で▼非常用電源や▼およそ1000人が一日過ごせる食料や毛布なども備えられています。
18日は、災害への備えを学ぶブースも設けられ、参加した子どもたちは、段ボール製のベッドに寝そべるなど、楽しみながら学んでいました。
海南市産業振興課の妻木宏樹 総括班長は、「津波や浸水の危険性が高い地域なので、災害時の防災拠点として地域に貢献したい」と話していました。