台風影響 関西のデパート・スーパー・コンビニ 臨時休業も

台風7号の接近に伴って、関西の多くのデパートでは利用客や従業員の安全を確保するため、15日、臨時休業することにしています。

このうち、▽大丸百貨店では、▼心斎橋店、▼梅田店、▼京都店、▼神戸店、▼須磨店、▼芦屋店の6店舗で、▽松坂屋百貨店は▼高槻店でそれぞれ臨時休業することにしています。
阪急阪神百貨店を傘下にもつ「エイチ・ツー・オーリテイリング」は、▼阪急うめだ本店、▼千里阪急、▼川西阪急、▼宝塚阪急、▼西宮阪急、▼神戸阪急、▼高槻阪急、▼阪神梅田本店、▼阪神・にしのみや、▼阪神・御影、▼あまがさき阪神のあわせて11の店舗で臨時休業することにしています。
このほか、▽高島屋では、▼大阪店、▼京都店、▼堺店、▼泉北店、▼洛西店で休業することにしています。
▽近鉄百貨店では、▼あべのハルカス近鉄本店、▼上本町店、▼東大阪店、▼奈良店、▼橿原店、▼生駒店、▼和歌山店、▼草津店で休業することにしています。

【15日はスーパーで臨時休業も】
スーパーの「ライフ」を運営する「ライフコーポレーション」は、台風の影響に伴い、近畿圏にあるすべての店舗について、15日、臨時休業させることを明らかにしました。
16日は通常どおり営業する予定だとしています。

また、「阪急オアシス」と「イズミヤ」、「カナート」、「関西スーパー」も、15日はすべての店舗で休業するとしています。
16日は通常どおり営業するとしています。

一方、「イオン」では、15日はモールの専門店街では休業するところもあるものの、食料品などを扱うスーパー部分の営業は通常通り行う予定だとしています。

また、「万代」は今のところ休業や時短営業を決めた店舗はなく、15日朝に各店舗で営業するかどうか判断するということです。

【コンビニで店舗休業も】
台風7号の接近にともなって、大手コンビニエンスストアでは近畿地方などの店舗で今後の休業を決める動きが出ています。
このうち▼「セブン‐イレブン・ジャパン」は、従業員や客などの安全確保のため、14日夜から順次、一部の店舗で休業することを決めました。
対象の店舗は14日午後4時の時点で近畿地方を中心におよそ160店舗だということです。
また、▼「ローソン」は大阪府と京都府、それに兵庫県にある店舗のうち、鉄道が運転を見合わせる可能性がある駅構内の店舗などで15日、休業する予定だということです。
このほか、▼「ファミリーマート」は加盟店と協議を行ったうえで営業を判断することにしていて、今後、休業を決める店舗が出る見込みだとしています。
各社とも台風の進路や影響を踏まえて今後の営業を判断していくことにしています。