台風 15日の影響 南海・近鉄・阪急・阪神・京阪など

【南海電鉄】
台風7号の接近に伴い、南海電鉄は、15日の始発から、ほとんどの路線で運転を取りやめることにしています。
南海電鉄によりますと、15日の始発から運転を取りやめるのは、▽南海線の全線、▽高野線の橋本駅と極楽橋駅の間と、汐見橋駅と岸里玉出駅の間、それに▽高野山ケーブルカーの全線です。
難波駅と関西空港駅を結ぶ特急「ラピート」をはじめすべての特急列車と観光列車も、15日は始発から運転を取りやめます。
一方で、▼高野線の難波駅から橋本駅までの間は15日も運転する予定だということですが、南海電鉄では急きょ、運転を取りやめる可能性があるとして、ホームページなどで最新の情報を確認するよう呼びかけています。

【近鉄】
台風7号の接近に伴い、近鉄は15日、すべての特急列車の運転を始発から取りやめることを決めました。
また、特急列車以外についても、▼名古屋線、▼鈴鹿線、▼湯の山線、▼山田線、▼鳥羽線、▼志摩線の6つの路線は全線で、▼大阪線は、青山町駅から伊勢中川駅の間で始発から運転を取りやめます。
近鉄では台風の状況によっては、運転を行う可能性があるとしていて、ホームページなどで最新の情報を確認するよう呼びかけています。

【阪急電鉄】
阪急電鉄は、台風7号の接近に伴って15日、「特急」や「急行」など一部の列車の運転を始発から終日、取りやめます。
運転するのは、▼神戸線と宝塚線は「普通」のみ、▼京都線では「普通」と「準急」です。
阪急電鉄は、雨や風の状況によっては、列車の運転を一時的に見合わせる可能性があるとして、ホームページなどで最新の運行情報を確認するよう呼びかけています。

【阪神電鉄】
阪神電鉄は、台風7号の接近に伴って、15日、「快速急行」や「急行」について、始発から運転を見合わせる予定だとしています。
また、「直通特急」と「特急」については、大阪梅田駅と高速神戸駅の間などで折り返し運転を行う予定だということです。
これ以外の「普通」や「準急」などの列車については通常どおり運行しますが、今後の台風の状況によっては急きょ、運転を取りやめる可能性があるとして、ホームページなどで最新の運行情報を確認するよう呼びかけています。

【京阪電鉄】
京阪電鉄は、台風7号の接近に伴って、▽京阪線では、15日、▼「快速特急洛楽」と「ライナー」の運転を始発から終日取りやめるほか、▼「特急」と「快速急行」は午前6時から9時までの朝のラッシュ時間帯と、午後11時台の一部は運転するものの、それ以外の時間帯では運転を取りやめます。
▼「急行・区間急行」は午後6時以降の一部の列車で運転を取りやめるものの、それ以外の時間帯では通常どおり運転するとしています。
▼「普通」と「準急」については通常どおり運転するとしています。
一方、14日正午時点で▽宇治線や▽交野線、▽大津線については、15日は通常どおりの運転を予定しています。
京阪電鉄では、今後、台風の状況によりさらに運転の見合わせなどが発生した場合にはホームページなどで知らせるとしています。

【大阪モノレール】
大阪モノレールは、台風7号の接近に伴い、15日は、午前11時ごろから順次、列車の運行を休止し、正午までに全線で運転を取りやめるということです。
台風が通過したあと、安全が確認されしだい、運転を再開するということで、大阪モノレールは、ホームページなどで最新の運行情報を確認するよう呼びかけています。

【阪堺電車】
阪堺電車は台風7号の接近に伴って、15日始発から全線で運転を取りやめます。
運転再開については、安全が確認できたあとに判断するとしています。