大阪府 万博期間中の修学旅行生など 宿泊税免除の方向で検討

再来年の大阪・関西万博の開催期間にあわせて、大阪府は、府内に宿泊する修学旅行生などの宿泊税を免除する方向で検討を進めており、必要な条例の改正案を、早ければ、来月(9月)開会する定例の府議会に提出することにしています。

再来年の大阪・関西万博をめぐって、政府は、120万人の子どもに会場を訪れてもらうことを目標に掲げていて、大阪府は、府内の子どもを期間中に1回、無料で招待できるよう調整しているほか、府外からの修学旅行を誘致する取り組みを進めています。
こうした中、大阪府は、万博が開催される再来年の4月から10月までの間に、府内に宿泊する修学旅行生などの宿泊税を免除する方向で検討を進めています。
大阪府は、府内で1泊7000円以上のホテルなどに泊まった人から、1泊あたり100円から300円の宿泊税を徴収していますが、府によりますと、万博の会場を訪れるかどうかにかかわらず、免除する方向で調整しているということです。
大阪府は、必要な条例の改正案を、早ければ、来月開会する定例の府議会に提出することにしています。