兵庫 西脇市出身脚本家の映画に市が協力

兵庫県西脇市は、地元出身の脚本家が市内で撮影する映画を地域の文化振興につなげようと、エキストラとして出演する市民を募るなど撮影のサポートを行っています。

西脇市が撮影をサポートしているのは、地元出身で脚本家や劇作家として活動する池田政之さん(64)が新たに手がけるコメディー映画です。
市によりますと、映画は来年後半の公開に向けて8月から撮影が始まり、市内にある市民交流施設や飲食店などがロケ地として活用されるということです。
市ではエキストラとして出演するおよそ200人を市のホームページなどで募集していて、▼西脇市やその周辺の自治体に住んだり通勤や通学したりしている中学生から59歳までで、▼今月19日と20日の2日間、市内での撮影に参加できる人が対象です。
市では、このほかにも撮影費用の一部を負担することにしていて、今回の映画を通じて、地域の文化振興につなげたい考えです。
西脇市生涯学習課は「市民のみなさんが西脇市にさらに愛着を持つきっかけになることを願っています。ぜひ多くの市民にエキストラとして映画に参加してもらいたい」と話しています。