大阪で女性が刺された事件 容疑者が意識不明 自殺を図ったか

5日の夜、大阪・浪速区のマンションで、30代の女性が刃物で刺されてけがをした事件で、逃走した25歳の女の容疑者が現場から200メートルほど離れた別のマンションの敷地内で意識不明の状態で倒れているのが見つかりました。
現場の状況から自殺を図ったとみられるということです。

5日午後7時半前、大阪・浪速区日本橋西にあるマンションの3階の廊下で、31歳の女性が刃物で腰などを刺されて大けがをしました。
女性は「知人の女に腰を包丁で刺され、首をナイフで切りつけられた」と話していたということで、警察は、女性の知り合いで25歳の女の容疑者が関わったとして、殺人未遂の疑いで行方を捜査していました。
そして、6日未明、現場から200メートルほど離れた別のマンションの敷地内で、容疑者が意識不明の状態で倒れているのが見つかりました。
警察によりますと、現場の状況から自殺を図ったとみられるということです。
被害者の女性が刺された現場からは、包丁とナイフが押収されていて、警察は、容疑者がマンションに侵入し、女性を待ち伏せしていたとみて、詳しいいきさつを調べています。