ろうそくの明かりで彩る「なら燈花会」始まる

古都・奈良の夏の夜をろうそくの明かりで彩る「なら燈花会」が5日の夜から始まりました。

「なら燈花会」は、地元のNPO法人が毎年この時期に奈良公園やその周辺で開いている奈良の夏の風物詩で、ことしで25年目をむかえます。
初日の5日は、午後7時にNPO法人のスタッフとボランティアおよそ300人が会場に置かれたおよそ2万本のろうそくに火をともしていきました。
会場の一角の東大寺の近くの公園では、訪れた人たちがろうそくの周りを歩きながら写真を撮るなどして、光で彩られた幻想的な光景を堪能していました。
奈良市に住む5歳の男の子は「ろうそくの光がとてもきれいです」と話していました。
また、大阪市から訪れた50代の女性は「初めて来ましたが、幻想的な雰囲気がとても魅力的です。また来年も来たいと思います」と話していました。
「なら燈花会」は、今月14日まで、毎日午後7時から午後9時半まで行われます。