大阪 枚方39度 近畿で猛烈な暑さ続く 熱中症対策徹底を

1日の近畿地方は各地で猛暑日となり、大阪・枚方市では全国の観測地点で最も高い39度を観測しました。
2日も、猛烈な暑さが続く見込みで、引き続き熱中症対策を徹底してください。

大阪管区気象台によりますと、近畿地方は1日も高気圧に覆われて各地で気温が上がり、日中の最高気温は、▼大阪・枚方市で39度と全国の観測地点で最も高くなりました。
このほか、▼京都府京田辺市で38.9度、▼大津市や京都府福知山市で38.5度、▼京都市や京都府舞鶴市で38.2度などと各地で危険な暑さとなりました。
猛烈な暑さは、2日も続く見込みで日中の最高気温は、▼京都市や京都府舞鶴市、それに兵庫県豊岡市で37度、▼大阪市や大津市、奈良市で36度などと予想され、大阪府、京都府、兵庫県、和歌山県の4府県に「熱中症警戒アラート」が発表されています。
大阪管区気象台によりますと、この猛烈な暑さは4日の金曜日ごろまで続く見込みだということです。
▼日中の外出はなるべく避け、▼冷房を使って室温を28度以下に保つほか、▼のどが渇いていなくても時間を決めて水分を補給してください。
とくに熱中症になりやすい子どもや高齢者は対策を徹底してください。

【熱中症搬送増加】
関西2府4県で先月(7月)30日までの1週間に熱中症で搬送された人は2037人で、前の週に比べて400人余り増えたことが総務省消防庁のまとめでわかりました。
総務省消防庁によりますと、関西2府4県で先月24日から30日までの1週間に熱中症で病院に運ばれた人は2037人で、前の週より406人増えました。
また、去年の同じ時期と比べるとおよそ1.47倍に増えています。
このうち、死亡した人は4人となっています。
年齢別で見ると、65歳以上の高齢者が1183人と全体の58%を占めて、最も多くなっています。
また、場所別では、▼住居が782人で38%、次いで▼道路が478人で23%となっています。