ルート案内など登山者を支援する施設 JR新神戸駅にオープン

神戸市内で、気軽に登山を楽しんでもらおうと、登山用の靴などを借りたりルートの案内を受けたりできる新しい施設がJR新神戸駅にオープンし、29日も、朝から多くの登山者が訪れていました。

神戸市の中心部の三宮に近いJR新神戸駅は、六甲山系の摩耶山や布引の滝といった神戸を代表する観光地につながる登山道の入り口に近く、週末には多くの登山者でにぎわいます。
神戸市などは、こうした観光地に気軽に訪れてもらおうと、登山の支援を行う施設をJR新神戸駅の構内に7月22日にオープンしました。
施設では、登山用の靴やつえなどを借りられるほか、初心者でも安心して登山が楽しめるよう、施設のスタッフから登山ルートの案内を受けられるということです。
施設には、29日も、午前中から多くの登山者が訪れ、登山口の場所などについてスタッフから説明を受けて、早速、山に向かっていました。
岡山県から訪れた50代の女性は「きょうが神戸で初めての登山なのですが、登山口の場所が分からず、道に迷うことが多いので、案内してもらえると安心できて助かります」と話していました。
トレイルステーション神戸の石井洋之店長は「ここは登山のスタート地点であり、下山後に一息ついてもらう場所でもあるので、安心・安全に登山してもらえるようサポートしていきたい」と話していました。