近畿地方 29日も各地で危険な暑さに 熱中症に厳重警戒を

近畿地方は29日も気温が上がり、京都市で最高気温が38度と予想されるなど、各地で危険な暑さが予想されています。
引き続き冷房を適切に利用し、のどが渇いていなくてもこまめな水分補給を心がけるなど熱中症に厳重に警戒してください。

大阪管区気象台によりますと、近畿地方は29日も高気圧に覆われておおむね晴れ、各地で午前中から気温が高くなると予想されています。
日中の最高気温は▽京都市で38度、▽大津市と奈良市で37度、▽大阪市で35度、▽神戸市と和歌山市で34度と、ところによっては体温を超える危険な暑さになると予想されています。
気象台と環境省は、熱中症の危険性が極めて高くなることが予測されるとして、京都府と兵庫県、滋賀県、和歌山県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。
今週は、各地で、危険な暑さが続いていて、27日には兵庫県三木市で工事現場で作業をしていた男性が体調不良で病院に搬送され、その後、亡くなっていて警察と消防は熱中症の疑いもあるとみて調べています。
不要不急の外出は避け、屋内でもエアコンなどで室温を適切に調節し、のどが渇いていなくてもこまめに水分を補給するなど対策を徹底してください。