関空から就航の海外の観光地 大阪で魅力をPRするイベント

新型コロナの水際対策が緩和され、海外旅行の機運が高まる夏休みを控えて、関西空港から就航している海外の観光地の魅力をPRするイベントが大阪・梅田で開かれています。

関西空港の運営会社が大阪・梅田で開いたイベントには、40余りの海外の航空会社や政府観光局などがブースを設けました。
このうち、トルコの航空会社は、トルコ料理が世界三大料理の1つと呼ばれ、肉料理にヨーグルトのソースをかけて食べることや人気の観光地・イスタンブールで、街のいたるところに猫がいることなどを紹介していました。
イベントに訪れた女性(42)は「新型コロナも一区切りしたので、どこか海外にいきたいなと思い、情報を集めたくて来ました。トルコに行ってみたいです」と話していました。
大阪出入国在留管理局関西空港支局によりますと、6月、▽関西空港から入国した外国人は、感染拡大前のおよそ8割まで回復した一方、▽出国した日本人は、感染拡大前のおよそ4割にとどまっていて、空港の運営会社は、こうしたイベントなどを通じて、日本人の海外旅行を後押ししたいとしています。
主催した関西エアポートの筒井千恵グループリーダーは「円安の影響などもあるが、海外旅行の開放感をぜひ味わってほしい」と話していました。