和歌山ゆかりの折り紙作品展

和歌山県湯浅町で、和歌山ゆかりの人物や特産品を折り紙で表現した作品の展示会が開かれています。

湯浅町のギャラリーで開かれている作品展には、地元の折り紙作家が制作した作品およそ30点が展示され、和歌山ゆかりの人物や特産品がかわいらしく表現されています。
このうち、一時期、和歌山に住んでいた戦国武将、真田幸村はは、赤のかっちゅうを身につけた姿で、真田家の家紋の六文銭が添えられています。
また、特産の梅についての作品は、花や実、そして、梅干しをそれぞれ妖精に見立てていて、梅干しの質感は折り紙にしわをつけることで表現したということです。
訪れた小学3年生の女の子は、「パンダの折り紙がとくにかわいかったです」と話していました。
女の子の母親は、「歴史上の人物の特徴がとてもよく捉えられていておもしろかったです」と話していました。
作品を制作した、折り紙作家の本下瑞穂さんは「和歌山には、歴史上の人物や特産など魅力がたくさんあるので、折り紙を通して、和歌山のことをもっと知りたいと思ってもらえればうれしいです」と話していました。
この作品展は8月27日まで和歌山県湯浅町の北町ふれあいギャラリーで開かれています。