七夕に4万個のLED電球で大川に”天の川” 大阪

七夕の7日夜、大阪の中心部を流れる川におよそ4万個の青く光るLED電球を浮かべ、地上に「天の川」をつくる催しが開かれました。

この催しは、七夕に合わせて「水の都」大阪の魅力を知ってもらおうと、地元の企業や団体などが協力して開きました。
参加した人たちは、大阪市中心部を流れる「大川」に「いのり星」と名付けられたおよそ4万個のカプセルを流しました。
直径8.5センチほどのカプセルの中には、水につかると青く光るLED電球が入っています。
7日夜はあいにくの曇り空でしたが、訪れた人たちは地上に作り出された幻想的な「天の川」を前に、写真をとるなどして楽しんでいました。
この催しは新型コロナの影響でここ3年、中止となっていて、開催は4年ぶりです。
大阪府内に住む50代の女性は「マスク生活が終わるようにとお願いしました。すごくきれいで、久しぶりに会えた友達と参加できてよかったです」と話していました。
また、父親と訪れた男の子は「お父さんといっぱい遊びたい」と願いをこめていました。
催しを開いた団体の加藤好文さんは、「4年ぶりに開催できたので参加する人たちにはたまった思いを『いのり星』にこめてほしい」と話していました。
川に流されたカプセルは回収され、来年の催しに再利用されるということです。
想い