万博前売券 関経連が最大20万枚の購入 打診始める

再来年の大阪・関西万博の前売券について、関経連=関西経済連合会は、会長と副会長の出身企業に1社あたり15万枚から20万枚の購入を割り当てるとする打診を始めました。

再来年の大阪・関西万博を巡っては、前売券の販売が年内にも始まる予定で、会期中にいつでも1回入場できる「前売一日券」は、大人1人あたり6000円で販売されることになっています。
こうした中、関係者によりますと、関経連=関西経済連合会は会長と副会長の出身企業あわせて17社について、1社あたり15万枚から20万枚の購入を割り当てるとする打診を始めたということです。
1社あたり20万枚の購入が割り当てられた場合にはあわせて340万枚になり、単純計算すると200億円あまりとなります。
万博の実施主体の博覧会協会では、半年間の開催期間中に来場が見込まれている2820万人のうち、半数程度を前売券で対応したい考えで、関経連としては、今回、前売券の販売促進に率先して協力する姿勢を見せた形です。
関経連の松本正義会長は万博の機運醸成のための委員会のトップも務めていて、6月の初会合では前売券の販売に重点的に取り組む姿勢を示していました。