高槻市 国民健康保険料の納付書 約2万5000通で不備

大阪・高槻市は先月(6月)に発送した国民健康保険料の納付書およそ2万5000通で支払い用のバーコードに不備があり、コンビニなどでの支払いができない状態だと明らかにしました。
システムの不具合が原因で、市では今月(7月)中旬ごろまでに正しいバーコードを印字した納付書を改めて送るとしています。

支払い用のバーコードに不備があったのは、高槻市が先月12日付けで発送した今年度分の「国民健康保険料納入通知書」で、市内のおよそ2万5000通が対象です。
市によりますと3日、市民から「コンビニで7月分の保険料が払えない」と連絡があり、市が調べたところ、6月から来年3月までの10回分のうち9回分で、支払い用バーコードの期限が誤ってすべて6月に設定されていたことが分かったということです。
銀行や郵便局の窓口での支払いはできるものの、現在はコンビニや決済アプリでの支払いができない状況だということです。
市ではシステムの不具合が原因だとしています。
高槻市では、正しいバーコードを印字した納付書を今月中旬ごろまでに改めて発送するにしていて、新しく届いた納付書のバーコードを使って支払うか、銀行や郵便局の窓口で支払ってほしいとしています。