大阪・関西万博 “イベント エンタメの力で社会課題解決を”

大阪・関西万博で行われるイベントのあり方について話し合う検討会議の初会合が開かれ、共同座長を務める吉本興業の元会長の大崎洋さんは「エンタメの力で社会課題を楽しく解決できるようにしたい」と意気込みを語りました。

大阪・関西万博では、開会式をはじめ、日本と世界各国の文化体験など、数千のイベントが開かれる予定で、こうしたイベントのあり方について話し合う検討会議の初めての会合が、28日、大阪・北区で開かれました。
検討会議は、▼吉本興業の元会長の大崎洋さんと、▼華道「池坊」の次期家元、池坊専好さんが、共同座長を務め、▼世界的なファッションデザイナーのコシノジュンコさんなど、各界を代表する人物が委員に就任しています。
28日の会合では、開幕まで2年を切ったことを受けスピード感をもって議論を進める方針を確認したということです。
会合のあとの記者会見で大崎共同座長は「イベントでは、エンタメの力で社会課題を楽しく解決できるようにしたい」と話していました。
検討会議では、「いのち輝く未来社会のデザイン」という万博のテーマにふさわしく、多くの人が訪れたいと思うイベントとなるよう、具体的な基準づくりを進めることにしています。