兵庫 新温泉町で海開き 安全とにぎわいを祈願

日本海に面した兵庫県新温泉町では、本格的な夏の訪れを前に22日、海開きが行われました。

新温泉町の「塩谷浜海水浴場」で行われた海開きはあいにくの雨のなかでしたが、地元の観光関係者らが集まり、神職が祝詞をあげてシーズン中の海の安全とにぎわいを祈願しました。
このあと、地元のこども園の園児23人が波打ち際に近づき、足を海につけたり、海水を友達とかけあったりして、一足早く海水浴を楽しみました。
子どもたちは、「楽しいです。もっと海で遊びたいです」とか「海は冷たいけど、気持ちいいです」などと話していました。
新温泉町には3か所の海水浴場があり、コロナ禍前(令和元年)はあわせておよそ3万9000人の観光客が訪れていましたが、昨シーズンはおよそ1万7000人に落ち込んでいます。
地元の観光協会の鶴田早人 会長は、「入り江で波も穏やかで、安心して楽しめる海水浴場です。コロナも落ち着いてきたので、より多くの人に来てほしいです」と話していました。