大阪維新の会 議員ら対象の調査で14人がハラスメント申告

大阪維新の会の横山幹事長は記者団に対し、党所属の議員らを対象にハラスメントの有無に関する調査を行った結果、14人から申告があったことを明らかにしました。
今後、聞き取り調査などで事実関係を確認し、内容によっては処分を検討するとしています。

この調査は、大阪維新の会に所属していた府議会議員が別の議員にパワハラやセクハラをしていたと報じられたことを受けて行われたものです。
インターネットなどを通じて14日まで行われた調査結果について、大阪維新の会の横山幹事長は、ハラスメントがあったという申告があわせて14人から寄せられたことを明らかにしました。
このなかには、▼みずからがハラスメントをしたという申告や、▼議員以外の人からの申告、また、▼「解決済み」とされた申告もあったということですが、具体的な内容については差し控えるとしています。
そのうえで横山幹事長は、今後、聞き取り調査などで事実関係を確認し、内容によっては処分を検討する考えを示しました。
横山幹事長は「非常に重く受け止めている。関係者が納得できるように丁寧に聞き取りを進めるとともに、誰もが自由に議論ができる風通しのよい組織をつくっていきたい」と述べました。