維新 笹川府議の離党届受理せず最も重い除名処分に

大阪維新の会は、党所属の女性議員にパワハラやセクハラなどを行った疑惑があると報じられた笹川理府議会議員について、「女性議員の意に反するハラスメント行為があった」などとして、最も重い除名処分にしました。

8年前、党所属の女性の大阪市議会議員に対し、パワハラやセクハラなどを行った疑惑があると「週刊文春」で報じられた大阪維新の会の笹川理府議会議員は、党の府議団代表を辞任したほか、離党届を提出しました。
こうした中、大阪維新の会は3日、処分を検討する綱紀委員会を開き、「女性議員の意に反するハラスメント行為があった」などとして、離党届は受理せず、最も重い除名処分にする方針を決め、持ち回りの役員会で正式に決定しました。
吉村代表は、大阪・堺市で記者団に対し、「笹川議員は、真摯に反省し、けじめをつけるべきだ」と述べ、議員を辞職すべきだという考えを重ねて示しました。
また、大阪維新の会は、党所属の橋本和昌府議会議員について、みずからが代表を務める後援会などの政治資金収支報告書を期限までに提出しなかったとして、離党勧告の処分にしました。