JR西日本グループ運営ホテル 利用客の個人情報流出の可能性

JR西日本のグループ会社が運営するホテルは、一部の利用客の氏名やクレジットカードなどの個人情報が流出した可能性があると発表しました。
会社が対象の客に注意を呼びかけています。

利用客の個人情報が流出した可能性があるのは、JR西日本のグループ会社が運営する「ホテルグランヴィア大阪」です。
運営会社によりますと、先月(5月)29日に海外の会社が運営する宿泊予約を行うサイトが不正アクセスを受け、調査を行ったところ、一部の顧客の個人情報が外部に流出した可能性があるということです。
流出した具体的な人数については、現在、調査中だということですが、去年5月から来年3月までの期間に宿泊の予約をした客で、▼氏名やクレジットカード情報、▼住所、▼電話番号が含まれるということです。
また、少なくともおよそ200人の客に対しては、予約サイトのチャット機能を使って、偽のサイトへ誘導するリンクがついたメッセージが送られているということです。
会社では、流出した可能性のある客に対して注意喚起の連絡を行うほか、海外の会社が運営するサイトからの予約を停止して、情報が流出した人数や原因の調査を行っています。
ホテルグランヴィア大阪は「お客様には多大なご迷惑とご心配をおかけしますこと、深くおわび申し上げます。関係機関と連携を取って原因を調査し、再発防止に万全を期してまいります」とコメントしています。