自転車の事故防止へ 警察が街頭取締り 和歌山
自転車の交通事故を防ごうと、和歌山県警察本部は30日、街頭で取締りを行い、交通ルールを守ることやヘルメットの着用などを呼びかけました。
自転車利用者への全国一斉取締りにあわせて、和歌山市の西浜団地の周辺では、午前7時半から警察官8人が出て交通ルールを守るよう呼びかけました。
警察官は、小雨が降る中、傘をさして乗っている人や2台で並んで走っていた学生などを呼び止め、自転車での傘さしや並走はルール違反にあたるとして、注意するよう指導していました。
また、先月(4月)からヘルメットの着用が努力義務となったことを説明し、積極的に着用するよう呼びかけていました。
警察によりますと、ことしに入って先月までに和歌山県内で発生した自転車が関係する交通事故は49件で、前の年の同じ時期と比べて16件、少ないということです。
和歌山西警察署交通課の神谷晴材 係長は「こうした取締りで自転車による被害、交通事故を1件でも少なくしていきたい」と話していました。