地産地消で温室効果ガス削減 大阪で地元食材使った食の催し

地元の新鮮な食材を食べることで、食材を輸送する際に出る温室効果ガスの削減効果を知ってもらおうという催しが大阪・梅田で開かれています。

この催しは、大阪・梅田の「グランフロント大阪」で、大阪府などの実行委員会が開いています。
実行委員会は、地元でとれた新鮮な食材を食べることで、食材を輸送する際に出る温室効果ガスの削減効果を知ってもらいたいとしていて、会場では、大阪府内で生産された食材や加工品がPRされています。
27日は、今が旬の泉州水なすや高槻産のトマトを使ったハンバーガー、それに大阪のブランド和牛、なにわ黒牛のステーキ丼などが販売され、買い求めた人たちは、新鮮な食材を使ってその場で調理された商品に舌鼓を打っていました。
大阪・豊中市の30代の男性は「地元のものを地元で消費できるのはいいことで、環境問題を意識することにもつながると思います」と話していました。
大阪府環境農林水産部の原田行司部長は「鮮度の高い大阪産を手に取っていただき、脱炭素社会の実現を呼びかけていきたい」と話していました。
この催しは、27日は午後8時まで、28日は午前11時から午後5時まで開かれています。