近畿大とＮＨＫ大阪 教育や防災・減災の啓発などで連携協定

近畿大学とＮＨＫ大阪放送局は、教育や防災・減災の啓発など幅広い分野で連携を強化していくことになり、２６日、包括連携協定を結びました。

東大阪市の近畿大学で行われた包括連携協定の締結式には、近畿大学の細井美彦 学長と、ＮＨＫ大阪放送局の林理恵 局長が出席し、協定書に調印しました。
協定では、社会課題の解決や地域社会の活性化のため、▼教育や人材育成、▼防災・減災の啓発、▼それに、研究活動の発展など幅広い分野で連携を強化していくとしています。
具体的には、▼大学でマスメディアについて学ぶ学生に、ＮＨＫの職員が取材活動での経験や思いなどを話す機会を設けたり、▼映像コンテンツを活用して防災や減災について啓発するイベントを開いたりすることにしています。
ＮＨＫ大阪放送局と大学が連携協定を結ぶのは、今回で３例目となります。
近畿大学の伊藤哲夫 社会連携推進センター長は「さまざまな情報が錯そうする中で今回の連携を通して、ＮＨＫが持つノウハウを学生に伝えることで、どんな情報が正しいかを判断できるよう学んでもらい、人材育成につなげていきたい」と話していました。