パワハラ疑惑報道 維新 笹川理大阪府議 党府議団代表を辞任

党所属の女性議員にパワハラなどを行った疑惑があると報じられた大阪維新の会の笹川理 府議会議員は、党の府議団代表を辞任しました。
笹川氏は、議員活動を通じて信頼回復に努めたいなどとして、離党や議員辞職はしない考えを示しました。

大阪維新の会の笹川理府議会議員は、8年前、党所属の女性の大阪市議会議員に対し、パワハラなどを行った疑惑があると、先週、「週刊文春」で報じられ、「威圧的な言動で不快な思いをさせた」などと謝罪しました。
大阪維新の会の横山幹事長は、笹川氏を口頭での厳重注意処分にしましたが、笹川氏は、22日付けで、党の府議団代表を辞任しました。
笹川氏は、23日、記者団に対し「さまざまなご意見を踏まえて、代表の職にはふさわしくないと自分で考えた」と述べました。
一方、同じ女性議員に対するセクハラなどの疑惑もあると「文春オンライン」で報じられたことについて「記憶がないが、事実であれば、本当に申し訳ない」などと謝罪しました。
そのうえで、笹川氏は「議員活動の中で、皆さまに少しでもお許しをいただけるよう努めていきたい」と述べ、離党や議員辞職はしない考えを示しました。