自民党大阪府連 新しい会長に衆院議員の谷川とむ氏

自民党大阪府連は、21日の総務会で、統一地方選挙の結果を受けて府連会長を辞任した宗清皇一氏の後任に谷川とむ衆議院議員を選出しました。

4月の統一地方選挙で、自民党は、大阪府知事と大阪市長のダブル選挙で自主的に支援した候補がいずれも大阪維新の会の候補に敗れたほか、大阪府議会と大阪市議会の議員選挙でも議席を減らしました。
これを受けて大阪府連の宗清皇一会長が辞表を提出したことから、府連は、21日、総務会を開き、新たな会長に谷川とむ衆議院議員を選出しました。
谷川氏は、衆議院比例代表近畿ブロック選出の当選3回で、47歳。
参議院議員だった父親の秘書などを経て、平成26年の衆議院選挙で初当選し、これまでに総務政務官などを務めました。
谷川氏は、総務会のあとの党の会合で「愚直に謙虚に、不断の努力で、府連を立て直すため全力を尽くしたい。党本部には『大阪自民党刷新本部』が立ちあがっており、党本部と連携して大阪の発展のために進んでいけるよう頑張りたい」と述べました。